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効果続く腎性貧血薬、09年にも承認申請――中外製薬

 投稿者:いつもの  投稿日:2006年10月 2日(月)08時45分52秒
  通報 編集済
  2007/03/09 07:01
<日経>◇効果続く腎性貧血薬、09年にも承認申請――中外製薬
 中外製薬は2009年にも、効き目が持続する腎性貧血治療薬の製造販売承認を厚生労働省に申請する。このほど臨床試験(治験)の最終段階となる第3相を国内で始めた。同様の効果がある「エポジン」は同社の収益の柱だが、診療報酬改定の影響で売上高が減少しており、対象患者の拡大が見込める後継品の開発を急ぐ。
 第3相の治験に入ったのは「R744」(開発番号)。赤血球を作り出す仕組みにかかわる「エリスロポエチン受容体」というたんぱく質を刺激して、貧血症状を改善する。エポジンと同程度の安全性と有効性を持つと期待される。
 3―4週間、効果が持続するため患者の利便性が高まる。エポジンは人工透析を受けている患者向けの医薬品だが、R744は透析前の慢性腎不全の患者にも対象を広げる考え。早期に貧血治療を始めれば、透析開始を先に延ばせる可能性があるという。抗がん剤治療に伴う貧血の治療でも治験を進めており、第2相に入っている。
 エポジンは中外製薬の収益の柱だが、診療報酬が定額となる「包括化」が06年4月に人工透析治療に導入され売上高が減少している。後継のR744が対象患者を広げることで、減少した売り上げをカバーする。
 後発医薬品対策としての役割も期待している。エポジンの物質特許期間は05年末に満了した。バイオ医薬品で開発や生産が難しいこともあり、後発品は発売されていないが、一部企業は参入を表明している。早期に後継品を投入し、これまでに築いた腎臓病分野での営業網を活用してシェア減少を食い止める。
 エポジンの2006年12月期の売上高は634億円で、全売上高の2割近くを占める同社のトップ製品。07年度は622億円を見込んでいる。
 
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